2011年02月20日

スイカズラ

昨日のお昼過ぎ、農家の方が尋ねてこられた。
「お宅のテニスコートのところに『スイカズラ』がいっぱいあるが、チョット貰っていって良いかね。この冬の乾燥で肌が乾燥肌になって困っている。あれを袋に詰めてお風呂に入れて、湯に浸かると効目がある。三日もすると効目が出るさ。あっちこっち探したがなくてね、ところがテニスコートに一杯あるじゃん」
抗菌性があり。夏になると花と若葉を乾燥させておくと薬草になるそうだ。関節痛にも効くとの話。

昨日のお風呂で試されたらもう効果が出たとの話。

私はインターネットで調べた。

常緑

確かにまだ冬の今、緑を保っている。

黒い実を付ける

これまた黒い実をつけている。今日撮った写真です。

スイカズラは別名金銀花と言う。
花の咲くころには白と黄色の花をつける。
決まって二対づつ。
確かに綺麗なのだが、我が家では困りものなのです。
テンスコートのフェンスに絡み付いてフェンスを支えているポールさえ曲げってしまっている。

どうも、20年ほど前に人に手伝ってもらって非常に苦労して作った側溝に落ち葉が堆積しそれを栄養分にして育っている様子。
毎年、冬になったら溝さらえをやって根絶やしに使用と考えていました。
今年こそと考えていたのですが、過労でこの冬は体調を崩し、延び延びになっていました。

それが、昨日、漢方薬なる植物だと聞き、これは思案のしどころとなりました。

花の季節、確かに綺麗な花をつけます。
それとこの蔓がテニスコートのフェンスとしてクッションになっています。

自然の中に出来たテニスコートのクッション。
清里らしいではないのでしょうか?

スイカズラ(吸蔓)という漢方薬を栽培していると言う事で、重労働はなしにします。
今年は花を綺麗に撮って見ます。
私のことだから以前に何枚か撮っているとは思いますが。
今度は気合を入れて、マクロ撮影ですね。

またまた清里の生き字引の方に教えて頂いた薬草の話。

私は常々、自然界に関してこの人に教えて頂くことが多い。
動植物・自然界の動きと大抵の事はご存知である。
ただ、唯一、天文に関してはこの方に私がお教えすることがあるのですが。

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