清里ペンションスケッチブックの日記:網戸外し

2012年10月25日

網戸外し

ねー鉄板を止めるのにトルクダライバーを使ったのだから、リビングの網戸を外してくださないな」
「そうだね、網戸を外すか、今シーズン最後の網戸だね」
夏のために何か所かつけた網戸。夏と冬で網戸をつけたり外したりするのが増築を重ね１４か所くらいには減ったが、一番厄介なのがこの網戸です。

カーテンレールのねじを外さないと網戸の取り付けも外すこともできない。金具に網戸を差し込むのも外すにもちょっとしたコツが必要なのです。
「やること多いな」と多少愚痴りながら、外した網戸

お客様のベットにシーツを使ってのベットメイク。掃除、食事の支度、テーブルに食事を出す、後の洗い物だけで済むが如く見えるらしいですが。
実際は裏方の仕事と言うか、目につかないところで倍以上の仕事があるのが現実です。

私が庭仕事を裏でやっている時や夕方買い物から帰ってきた時に。
直接、私の姿を見かけないから
「オーナーは外に働きに出ているのですよね」とチェックインの時、家内に言われるお客様。
はっきり言って上から目線でペンションに対して同情的にみられることが最近多い
「いいえ、家にずっといますよ」と家内が言う。
この様な見方しかできないのだ。
そのような方に限ってそれなりの車で来られ、車は傷だらけのことが多い。
出稼ぎに出ていると思い込んでいるから、あなたの愛車はその車になると言ったら言い過ぎは承知。
「出稼ぎに行っている暇ないよ」と言いたくなる忙しさ

が反対に、「このペンション、ご夫婦二人だけでやっておられるのですか。大変でしょう」
「とんでもない、夏は大勢のバイトさんに来てもらって。また手伝ってもらっていますよ庭の花だけでも、大変ですから。花専門の方にお任せしています。」
「そうでしょうね、でないと無理でしょうね」
そこで出るのが、お客様の笑顔
そのような方は、愛車を見せていただければわかりますね。
かなりの車に乗っておられる。
さすがこの車のオーナーさん、頑張っておられますね。
しっかりものを見る目がおありになる。

ペンションって大変な仕事ですよ、だから楽しみも一杯あります。
一番楽しいのがお客様の笑顔を見せていただけることなのですが