清里ペンションスケッチブックの日記

清春白樺美術館の桜

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一昨日なのですが、長坂まで買い物に行ったついでに、清春白樺美術館の桜の開花具合を見に行ってきました。

夕暮れ時で、写真としては今一つでしたが。
今一つして桜の蕾の具合が判断しかねていました。
蕾かたしなのか？　蕾膨らむなのか？
コンパクトデジカメしか持っていかなかったので接写でのマクロ撮影できず。

考えあぐねていると軽四輪（この辺ではケットラと言う）で通りかかった人が「どうだい桜咲いているかい」と声をかけて来てくれました。
おじさんは車に乗ったままで桜談義をしばし。
これが田舎の良いところ。
都会では車を停車させて話していると車がつかえて、のんびり話など出来ませんね。
「蕾、少しは膨らんだところだね。でもこの三月の暖かさを考えると、四、五日後に咲いちゃうね」
「２０年以上前にうちの子供の高校の入学式の後で、こここの桜を見に来たのですが満開でした。その時この桜を見に来ていたのは我々夫婦だけでしたよ」
「そうかね」
のんびり雑談。
最後に「ありがとうございました」と少し頭を下げ礼をすると、「いや、いや」と言われて車は去っていきました。

ここの桜も廻り一帯の桜、たとえば『眞原の桜並木』『神田の大糸桜』『神代桜』『王仁塚の桜』すべてが満開時に行っても人はまばらだったのですが。
今は何処も人・人・人で、私は苦手です。

もうそろそろ、ペンション自体も田舎暮らしを楽しめたらと思うのですが。