清里ペンションスケッチブックの日記

手作りアンプと基板交換

• sketchbook
• 16:23
• コメントする
• トラックバック (68)
• カテゴリー:日記

内のペンションに年に一度自作の手作りアンプを持ち寄って聴く交歓会があります。
今年も何名か集まって良い音を聞かせていただきました。
作り手はプロ中のプロです。半田ごての先を自分の指先のように使い。
何処をどう配線し真空管や部品を使えどんな音になるかを知り尽くした人たちですね

昔Ｌ社で外装部品を取り扱っていた私には「この外装はないでしょう！？」といでたちですが。
この人たちには「音さえ良ければいいのだ」です。
　
サラリーマン時代、器用な手先でアンプをひっくり返し基板を外し、壊れた部品を探し出し「抵抗」一個「コンデンサー」一個を取り替えておれたを見ていました。
基板ごと取り換えるような事は滅多にない。

がペンションを初めて３０年近く。
壊れた各機種製品を修理をお願いしたら、大きなものはボイラーをはじめ自動車の電気部分を家電の回路で、「基板交換ですね」と返事が返ってくることしかない。
（基板ごと壊れないでしょう、その基盤のどこか部品が一個か二個壊れただけでしょう。）と言いたいのですが。いつも腑に落ちないい続け。
要するに、基板に取り付けてあるどの部品が壊れているだけかを判定できないでいる、サービスマンだらけなのでしょう。
壊れたたった一個の部品を探せないで基板交換で済ませる家電メーカーの人たち。

「もったいないなー」とゴミ箱行の電子部品満載の基板を横目で見るだけの私。

測定器を使いどこが壊れているかを判定する技術を持ち合わせてないだけなのです。

今私が書いていること理解できる人が何パーセントくらいいるのか判らないだろうとの疑問をもちながら
諸事情もあるけれど、技術力を上げればもっと的確で安価な修理ができるのにとため息が出ます。

安価で済ませた分、ほかの消費に回せば、見せかけの今の経済回復より、本物の経済回復につながると思いますが。

やがてこけるであろうアベノミックスには注意したほうが良いのでは！！！！！