2013年09月30日

アイソン彗星

うす雲の中のアイソン彗星の写真です。

天体写真としては最悪のものです。
なぜこうなったかと言い訳をすると。

結論を言うと内のドームの中の望遠鏡の自動導入のPCソフトが1950年分点で刻まれているのに気が付かなかったからです。

残念ながら、自動導入の装置を動かすソフトにステラナビゲーターの様に新しい彗星が来たとき、新着情報として彗星の位置を示す方法が有るのか無いのかも知りません。

ステラナビゲーターで示されたアイソン彗星の位置を探っていました。
が写ってないことがはっきりしています。
何故か判らなかったのです。

赤径赤緯をJ2000でインプットしていました。

赤径09h32m1.6s 赤緯+17°52′11″何度かやったが写っていません。
視位置かなとも思ったのですが。

昨夜24時を過ぎると天気予報では曇り始めるとの事。
が30日02時になっても満天の星。
これはアイソン彗星を撮らねばと、急いでドームに向かいました。
J2000は2000年分点ですよね。

自動導入のカーソルを上記の位置に持っていきクリック。
これで合わせていたのですが写っていません。

視位置でも写っていない。

ハタと気が付いた。自動導入の火星の位置にカーソルを持っていったら


09h29m47.2s +16°07′50″の近似値が表示されました。

「このソフト1950年分点?」

私の感覚では「最近のソフトなら2000年分点でしょう!」です。
アイソンの位置を09h29m14.7s +18°05′28″にカーソルを持っていき、撮影開始。
時すでに遅く雲りはじめていました。
8枚セットした時点で頭痛がして、8枚撮り終わるのを待たないで、家の中に入りました。
頭痛が治まってから、ドームへ行きCFカード回収し、望遠鏡、赤道儀、スリットを終了体制にして、まだ頭痛がするので、確かめないで、また戻る。

パソコンで見たら、2コマだけどうにかうす雲の中の、アイソン彗星が写っていました。
確かに尾は伸びています。

またまた失態で参りました。

誰の失態かな?と疑問が残りますが。

次回にははっきりしたアイソン彗星の写真を撮ります。
今日はうす雲の中のアイソン彗星の写真をご覧ください。

頭痛いので今から寝ます。
ただ今、午前6時25分です。


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