2014年01月27日

憧れの車だったベレット

一昨日土曜日、インターネットを見ていたら、まだ大学を出たばかりの時、マイカーを持つなんて夢だった時代に、憧れいたベレットの写真を見た。
昨日、日曜日に甲府へ出る用事があったのですが、この写真の車、甲府の隣昭和町に中古で展示してあるとの事。

入社して最初から、夜遅くまで働いていて、最終電車に乗って帰る熱血サラリーマン?だった私。朝も早く、マイカー通勤を考えていた。その頃大阪の本社ではマイカー通勤をしていたのは社長から重役と部長止まり。、入社したばかりの平社員のマイカー通勤なんて誰もいなかった。
があえて、私は大阪で車を買うことになった。
もちろん中古。
ベレットに乗りたくて、幾らか探したが、仕事も忙しくて、土日も出勤。探している時間がなくて、親戚のクルマ屋さんに頼んで、結果有りふれたブルバードの420系しか手に入らなかった。
お付き合いの始まったばかりの家内が、東京の下町の商店の店先に立ち、たまに前の言問通を走るベレットを見て、「これが、ベレットか」と目にとめてくれた。
 
これは恋の予感だったのでしょうね


頃は大阪の万博が開かれていた。時より大阪に遊びに来る思い人。

私たちベレットの乗らずに、ブルーバードに乗って大阪の中は無論、奈良や京都そして姫路まで走り回っていた。

あー そうそう、ベレットに乗っていれば、新婚旅行にもこの車で行ったでしょう。

我々にとって懐かしい車。

昨日行って見たら

「もう売れちゃったんですよ、午前中手続きを取ったばかりです」
でも我々にしてはこのベレット手に入れるなんて道楽のきわまりなのですがね。
売れててよかったと奇妙な安堵感がしたベレットでした。


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