2016年03月31日

コンビニに妖精がI舞い降りる

もう6年位前だろうか、「写真集の撮影にペンションお庭を貸してほしい」との申し入れがあった。
内容を聞いてみたら真面目な写真集の様なので快諾をしました。
当日、モデルさんを何人か連れて撮影隊が来た。
ひときわ目立つ少女は休憩時間になると、スキップをしてペンション庭や周りを散歩していた。
まるで、妖精が、遊んでいるように見えた。
名前なんて言うの「こまつなな」
スタッフが「地元の子なのですよ」
「何処の住んでいるの?」
説明してもらったら、私たちが良く買い物に行く途中のローソンの少し先のようだ。

スタッフが「東京にでないほうが良いよ」
確かに、あどけなさが全く抜けない、妖精の様な少女だった。

「モデル続けるの?」と聞いたら。
首を傾げて「ウーン」と言って可でも不可でものなしの様子。
撮影は無事に終わり、何日かたってから、私たちが良く通るローソンの前に十人近くの同級生らしき少女達にと駐車場に立ってい居た。
こんな田舎では、コンビニの前が彼女達の社交の場になる
家内が見つけ「すごく一人だけ際立って目立った少女の姿を見た。
「目立つね」と私。

「あの子、売れっ子になるよ」

うちのペンションでは本格的なドラマの撮影が何回もあり、天文の専門誌の撮影が何度もあり、旅行雑誌に取材や。女性誌の取材や写真集の取材や、がはてはテレビ番組の取材が何遍もあり、沢山の芸能人モデルさんがどれほど来ているか、多すぎて全く覚えきれない。

私の目は肥えているつもりです。

あの時の少女すっかり大人になり、新聞の広告にでかでかと載っている、最近。
中学生の時のスタッフの言葉(都会に出ないほうが良いよ)の奇妙な願いは裏腹に東京の出てモデルさんをやっていうのだとため息交じりに成長を見てしまった。

目が可愛くないとかインターネットに書いている人もいるようだが、それはまるっきりの間違い。
彼女は独特の個性のある顔立ちで活躍している様子。
「大人になったな!」と少し寂しさがないと言ってしまえば嘘になる

この田舎で少女たちにたまり場は時としてコンビのの駐車場になることががある。
そこに舞い降りた妖精のような少女だった。

今後のご活躍をを祈ります。
小松菜奈さん


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