2005年11月04日

秋の風物詩

春の終わり頃蒔かれた、トウモロコシ(家畜用)が刈り取られた後、畑にライ麦の種を蒔く。
種を蒔いただけでは十分に育たないので、テイラーという農機具で、土とかき混ぜる。
その風景が観られたら、秋も本格的だ。
冬までそれほど遠くはない。

土と十分にほぐされた麦の種は冷たい冬の土の中でじっと待っている。
春の噂と共に芽を出し始める。
程なくペンションの前には緑の絨毯が敷かれる。
絨毯の毛足はみるみる伸びていく。
足にくるぶしを超えるようになると、確実に春になってくる。
日に日に変わる麦の生長は、春の声を高々に唄いだす。
ゴールデンウィークの後の麦の成長は目まぐるしいほどに、見る者にうったえてくる。
麦の穂は確実に風の姿を見せてくれる。
風の眩しさが又やってくる。
私には風の眩しさの前奏曲とも感じさせる冬の間に、なしたい事が沢山ある。
凛々と澄み渡る冬こそ星の季節。
生半可な人間を寄せ付けない星の輝きは、思いを込めた人にだけその美しい姿を見せてくれる。
冬の宙の使者達が待ち遠しい。

チョットナルシズムかな?
マーいいじゃないスッカ
11月5日00:45記