2007年11月11日

紅葉筵

紅葉筵あるいは花筵との表現には多少抵抗がある。
古来、桜の花びらや紅葉が散って地面に敷き詰められたものを言うらしい。
確かに筵は今を遡る事1000年前には決して粗末な敷物ではなかったのではないだろうか。
だから桜の花びらや紅葉の敷き詰められたものを筵と表現するのは、決して雅を無視した言葉ではないのだろう。
私的な感覚ではせめて「茣蓙」と言って欲しいのだが。
花茣蓙は後世に出来た言葉で、綺麗な敷物なんだろう。

上の写真はスケッチブックに入って来る道でも旧道で今は使う人がない道。
落ち葉が一杯。
これを紅葉筵と言うほど破廉恥ではない心算だが。
落ち葉筵とでも言うべきなのかな?

この程度の落ち葉がが敷き詰められているのは、ペンション庭の中に少しはあります。
只、この場所のまわりの葉っぱの落ちた木々が少しは絵になるかなと収めて見ました。

側に寄って見た訳でないのですが、画面左にゴミ袋が落ちている様子。
拾って持ち帰るべきだったのでしょうが、残念ながら、私には時間がないとの言い訳。