2009年03月10日

山は変わらない

久しぶりに南アルプスが見えたような気がする。
三日ぶりかな?
ペンションから南に歩いて50mくらいの所で南東にカメラを構える。

山は変わらない。
四季折々、日単位で雨・曇り・霞とそして晴れの山の違いを感じるのは人間の勝手。
霞んだ景色に、特に写真の画面では実感が伝わらない様なのでよって見る南アルプス。

振り返って123度(?)パーンして我ペンション

自然に配慮し建てた心算なのだが、見るたんびに「ここの場所にペンションを建てたのは間違いではなかったのかな?」の疑問である。
ペンションの南に向かって500メートルほど先まで畑が広がる。
当分の間、前は農地であろう。
ただ、「これも農業施設か?ウーンッ」とため息の出るビニールハウスをが400mほど先にあり、私は卑怯にもこれを避けて写真を撮るが。
あれに較べれば清里の景観にマッチしたペンションの建物の心算だが。

はたけの畦道を西に歩いて、ペンションを南西から眺めてみる。

このゴチャゴチャ感は確かに美意識に欠ける。

せめて、天体ドームの丸い部分の色とテニスコートのコークリート壁、そしてスライディングルーフと露天風呂の塀の上半分のクリーム色は何とかならないのか???である。

この場所に私がペンションを建てなくともいずれ誰かがペンションを建てたであろう良い場所だ。

出来たら畑のままにしておいた方が清里らしかったのではと思う。

畑だって人間の工作物。

畑すらなかったら……どうなるのか?

いっそのことアメーバーは地面を四足で這うサルまでの進化で留まったなら???

山は変わらず。

そんなふざけた思考に関係なく山は変わらず。