清里ペンションスケッチブックの日記

４０年程前のこの頃
蓼科から八ケ岳に入り亀甲池を通り・双子池・麦草峠へ高見石小屋泊。
あくる日、黒百合ヒュッテにより天狗岳に登り、夏沢峠へ。
硫黄岳の頂上に立つ。
「この雪では、コイツ、危ないかもしれない。横岳のジグザグで滑落？」
しかたなく、針路を西にとり、峰の松目から赤岳鉱泉に降り、泊。
最終日時間たっぷり。
美濃戸から八ケ岳農場へ馬鈴薯農場が下りの始発バス停

「学生じゃ、駄目か？」
「貴方が卒業する時、私は二十四よッ。そんなに私を待たせるの？」

長めの学生生活。返す言葉はなかった。

季節の変わり目は時の変わり目でもあったのか！