2012年05月25日

金環日食の写真撮影・大失態

金環日食の撮影に取り組みました。
直前の準備を余裕を見れば、5時30分くらいに開始する必要があります。
朝に弱い私が5時起き無理。
仕方なく前夜からほとんど徹夜で待機。

ワンショット目
第一接触の瞬間は取り逃がした様子

撮影時間06時23分
キヤノン5DマークⅡ ISO100 露出1/30

5分おきにシャッターを切るようにセットしていました。

07時18分撮影
気温が上がってきた為かピントが甘い。
カメラとパソコンを直結し、パソコンの画像で確認していたのですぐ判ります。

ピント修正。
太陽の方向に向いているカメラのピントだしは極めて困難。  ※ポイント1
上(18分撮影)と下(23分撮影)のピントの違いは明確です。
拡大してご覧くださいお判り頂けるでしょう。

07時23分撮影
シャッター音がおかしい。ズリッという鈍い音がした。
おまけに、画像がパソコンに転送されてこない。    ※ポイント2
正確なピントをパソコンで確かめたかったのですが
転送してくれないので判らない。
カメラ側で再生ボタンを押すがカメラの液晶モニターには
画像は出てこないので確認しようがない
ここで、小パニック!

タイマーリモコンを無視して、2回手動でシャッターを切る
カメラの表示パネルに『busy』の警告

この時私はパニックになっていました。

07時28分撮影
タイマーリモコンの指示通りカメラはまだ動いていました。

この後何回かシャッターボタンを押すがシャッター切れない
モードダイヤルをやたらとま回したり、
パソコンンとカメラのをつなぐケーブルを抜いたり。     ※ポイント3

大パニックです。         

カメラの表示パネルにはむなしく『busy』の文字が点滅のしっぱなし

2分少々の金環の瞬間は過ぎていく。

ドームの中に常備しているkissX2の存在に気が回ったのは金環の終了直後でしょうか。

5DマークⅡとkissX2を差し替えるが時すでに遅し。

EOSkissX2で撮影 
撮影時間は07時36分頃でしょう。


金環日食の一番大事な瞬間を逃してまうという大失態に至りました。

私の手元に残った金環の写真は
これだけです。



EOS60Dで撮影

天文の月刊誌に付いていた付録の下敷きを30ミリの広角レンズで撮った写真
元々、肉眼で太陽を見る為のもので、撮影様でないですね。
広角だし
ピントはずれずれですね。
金環らしきものが写っているというか、際物とでもいうのでしょうか

大失態を演じてしまい
慙愧の念に堪え難しです。

21日の午前中からいろいろ自分の失敗のポイントを分析しました。

※ポイント1について

太陽に向かってライブビューを使うとき、忍者レフ板という便利なものがあります。
本来は被写体の後ろにガラス窓があったりする時に使う物らしいですが。
アマゾン等の通販で買えるみたいです5000円程度。

※ポイント2

ライブビューでピントを合わせる時にカメラ背面のサブ電子ダイヤルの真ん中にある
SETボタンを押した模様。
このSETボタンは5DマークⅡの場合動画撮影ボタンであるようです。
動画撮影に入って行ったので、私のパソコンでは能力不足
カメラとパソコンの間で双方のやり取りができなくなり『busy』とカメラが悲鳴を上げたのでしょう。

他の機種ではライブビューの開始のボタンであったはずですが。

八つ当たり承知で言わせてもらえば、
ややこしいい!

多分5DマークⅢでは改良されていると推測。

※ポイント3

大方の器械、何か不都合を起きた場合。
簡単です。
電源を切って、リセットすればいいのでしょう。
再度電源を入れれば、今回の場合金環の最中何度も手動で、シャッターを切ることが出来たはずですね。
出来るだけマニュアルな方が私には適切だったのでしょう。
リブビュー機能を一応静止画のみに切り替えておきました。
動画を撮ることはないとの考えから。

しかし、残念です。
プロミネンスが結構写った、金環日食の写真が撮れたはずなのですが。

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