2004年08月04日

海岸寺


昨日、お客様に「ウッドペッカーに迎えに来てくれ」といわれて、はたと困った。「エッ困ったな、大泉の何処かのペンションかな、我々清里の人間は、大泉のペンションの一軒一軒の位置、知らないのだけど」 お客様とチョット会話して直ぐ分かった。、須玉町の源太山の麓にあるオートキャンプ場。このキャンプ場ができた頃まで、よくランクルのフルオープンで走り回った所だ。今では源太山の自衛隊林道まで侵入すると、崖プッチから落ちて死亡する事間違いなし。ともかくお客様を乗せて帰途に着く。
途中久しぶりに海岸寺によってみた。このお寺百数十体の石仏と奥のお堂の彫り物で有名な山の中の大きなお寺だ。海岸寺の名前の由来に始まって、前住職の事等等を説明。他に人はいなかった。お客様は「私たち観光化した所、嫌なのです。」反応すこぶる良し。デジカメでバシャバシャと撮りながら「でも京都の何処かに在ったら、人がドット押し寄せるでしょう」の会話。凄く観光化されて沢山の人で溢れる今の京都になんか、通過する気にもなれない。私の学生時代の頃は穴場だらけ、それはそれはいい街だった。海岸寺の話に戻るが、「この寺は観光に解放してません、人の生きる道を考えるところです」の看板、昔から立っている。今回、私デジカメの持ち合わせなし。仕方なく、ペンションに帰り、一番気に入った石仏の写真を探したが出てこず。とりあえず奥のお堂の彫り物の写真を掲載しました。それから庭一杯の紫陽花が見事だった。久しぶりにペンションやっちゃった。自分の生きる道に迷った方、訪れてみては???