2006年03月31日

Audi A3 Sportback TFSI

アウディのA3のTFSIです。
試乗させてもらった。

アウディは私の固定観念では上品な車。
この車、高速道路で見かけても、後ろからだと判らないかも知れない。
小さい車と言って侮るのは禁物。アオッタリしないほうがいい。
もともと、高速で前を走っている車を煽るのは、自分の車を大切にしない、愛車精神に欠ける人のやること。
続きは後で書きます。

この車のエンジン性能、1800回転から5000回転が最大トルク。
私は昔、「オートマチックなんて車じゃない、マニアルのギアチェンジがあってこそ車なのだ」と嘯いていた。
これは、まさに、偉そうなな暴言になってしまった、DSGの登場だと思う。
オートマチックでありながら、ミッション車でもあるこの車。シフトチェンジに切り替えれば、ドラーバーの頂点に立つプロのドライバーがため息をつくであろう瞬間でのシフトアップ。
100分の3~4秒と言う。
このアウディA3TFSIと兄弟であろう車がVWのGTIとGTXの様です。
アウディがVWクループだから、GTI/GTXがお兄さんなのかな?
その様な事はどうでもいい事だ。3月のある日、甲府に出かけた時、VWにGTIを見る機会があった。
急ぎの用事があったので、試乗をしなかったのが残念だ。
カタログを良く見ると、GTXとGTIのフロントは別物。
それから、GTIに6M/Tが何の(?)ためにあるのか、不思議だ。???
このアウディに乗って、甲府の混雑した道では体感できない、DSGの体感。ハンドルの手元(指先で)で、アップ・ダウンできるのは、極めて痛快。
余り、歳をとらいないうちに、是非乗ってみたい車です。
走りや、嫌いな言葉だが、オジン暴走族とか、なんと言われても、自分のモノにしたい車の一つと印象付けられた試乗でした。
更なる追記
最大トルクが1800回転から5000回転で維持とか、DSGの素晴らしさだけを強調すると、誤解を招くだろう。安全性は?足回りは?
国産の極めて良い車を世に出す、マニアックな方に人気が高いブランドを持つ某メーカーの車。
もー十年ほども前。そのメーカーのそこそこの大きさの車が欲しくて、試乗に行った記憶がある。
家内専用の車として、試乗行ったのだが、目当ての車種。
「大きすぎる、これでは、内にあるボルボと変わらない」あえなく家内に却下された。
仕方なく、その下のクラスの○○○○○○の最上級モデルに乗った。
オートマチックでありながら、凄い加速力持っていた。
正直な話「真っ直ぐは走るけれど、曲がる時、どうなるの」との印象
足回り、安全性について、ディーラーの営業マンに聴いたが明確な答えがなかった。
当時国内車メーカー間での紳士協定280馬力未満がすでに守れなく、この車は310馬力はあるのではとの他メーカーの話。この車種が今どれ程の安全性に配慮しているか聴いてみたいが。
今一度。アウディのTFSIとVWのGTI。
まず、溶接技術が従来のスポット溶接と違い、極めて、剛性が強い安全性の高いもので、エアーバックも8箇所からでる。
進化したABS。ブレーキの制動力も良い。コーナーリングも優れ、横滑りもシッカリ防止。
フォーモーションを持ち、ポテンシャルを持った車。
「ドイツ人の車に対する哲学がある車」と言える。
国産車を見ると、日本はVA(Value Analysis)の手法は総ての生産産業に言えることだが。
VAの技術(?)はVA手法産みの国アメリカが目を見張るばかりの発達。
しかし、この認識は皮肉を込められているのを忘れてはならない。
不用コストの削減の本来的意義を見失い、削ってはいけないところまで削り、今、日本中に氾濫している中国製のバッチモン(業界用語か?)に近い国産製品。
これは総ての産業に言える、「日本には哲学がない」故にから生み出す見難いもの散乱。
哲学のない日本には頑固までに哲学を貫くドイツを見習って欲しい。
総てのドイツの生産物に哲学が込められているとは思わないが、日本はアメリカを手本にしたのが原因(?)か。
良いものを選択するには少々お金が要る様だ。
これは、一因として大衆そのものが、「安い方がいい。哲学?何それ???」であるからだろう。

話しそれたので、元に戻して、手っ取り早く言いますが、アウディとVWの正規代理店に赴き、下記のキーワードを出せば、セールスの態度は真剣になってくる。
溶接技術
最大トルク
DSG
最初、TFSI/GTIの2車種近辺の広い選択で、話を始め、上記三つの用語を口にし、営業マンに迫れば、確かに態度が真剣になってくる。
恥ずかしながら、これは私も受け売りに近かったが、それなりにインターネットから、探し出し、準備して言ってみました。
良いものの選択には、オンリーワンアメリカの視点をはずし、少し意識を変えてみませんか。

それにしても、早いうちに、アウディのTFSIかVWのGTIに乗りたいですね。