2006年03月25日

この写真何かお判りになりますか。
霰です。
昨日、関西から天文の関係でおみえになった方が「駒ヶ根サービスエリアは快晴だったですよ、ピンポイント予報は晴れ続きなっているし」
「ここから見て、南アルプスの鳳凰三山より西にかかる雲で判断できるのですが、ちょっと嫌な雲が???」
事実、鳳凰三山から西に高積雲や層積雲が昼過ぎにかかっている時は、経験則的にピンポイント予報が晴れでも、夜には空全体に雲がかかるのを感じています。
昨日は、かなり黒い乱層雲に変わってきて、北の方にやってきた。
余り見かけない嫌な雲に嫌な予感。
それが、午後5時半頃突然の霰(あられ)

遠く関西から来られた方は「何これ」
大粒の霰にびっくり。
事実、関西暮らしの長かった私も、殆んど霰を見た記憶が無かった。
この清里に住む様になって、何度も霰を見ているのですが。
何度も見ているが、やはり珍しい気象現象です。
地元の人でも「いやー 昨日の霰は凄かったねー、「駅から上は『こんな、だったよ』」と指で大きさを示します。あまりの驚き様で「雹みたいな表現」と面白く?なるのですが。
どれ位の大きささから雹(ひょう)で、どんれくらい小さくて霰か変わるのかじゃなくて、母体になる雲の違いでしょう。
大方夏の積乱雲から時として雷がなり落ちてくるのが雹のようです。
雹はついぞ見かけた事は無いのですが、霰は何度も見ています。

鳳凰三山から西に層積雲・高積雲ですめば、夜中に雲が切れ始め晴れてくることがあるのですが、昨夜は1時頃まで待っても、ベタ曇りだった。
仕方なく就寝。

今夜はどうかな?