2006年03月05日

昨夜の天体観測、快調子

昨夜、月齢4。気温もさほどでなく。普段の防寒着ではかなり暑苦しい。入念に準備し、軽装で天体観測開始。
下の写真大袈裟で、やりすぎ。いいえこれくら機材を準備すると、かなり面白い観測になります。
天体観測初めての方にも面白いしものに、それでいてマニヤの方には垂涎ものでしょう。
一回の観測でレベルが入門組みからマニアックな方達と色々ですから。

使用機材一覧
アスコ有効口径35cm、f2100㎜反射望遠鏡
アイピース、ユニトロン・ワイドスキャン40㎜見かけの視野82度
今は手に入らぬ貴重品。
ペンタックス105SDⅡ f1000㎜
冷却CCDカメラ・CV16L 光路切り替えアダプター付き
32㎜接眼レンズ。
ε160にデジカメ装着。
キャノンFD1.8L にF1ボディ装着。

この品揃えを見て、「これじゃ、まるっり天体撮影機材では」と判断されるマニアの方たち、貴方はマニアックになりすぎです。
これが、天体観測を望遠鏡で初めてされる方にも、充分納得できる面白い天体観測になるのです。
天体写真の撮影用機材は充分天体観測機材の機材になるのです。工夫をすれば。
撮影機材を誤解している人が多すぎます。
ここまでやる!!!天体観測会、日本中でも珍しいでしょう?!?
残念ながら、昨夜は観測参加者は2名のみ。
気象条件は極めて観測に良好。
土星の輪にあるカッシーニの隙間に土星本体の縞模様もバッチリ。
反射望遠鏡で350倍もOK。

私は清里の夏の晴天率が良くて天体観測に適していると一度も言った事はないと思うのですが。
よく、夏に「何時が一番星が綺麗なのか」と聞かれた時、私は10月の体育の日のいわれから、気象学的な説明をし、10月から翌年3月までの天体観測について説明をします。

あれだけ丁寧に説明させて頂いているのに、昨夜の様な好条件の時に天体観測の参加者2名
勿体無いと思います。
勿論、昨夜の条件より、良い条件で、夏に天体観測が可能なのは、何度かあります。

マニアの方たちに。
完全に天体写真撮影モードの時はST-4(オートガイダー)を装着し、キャノンFDレンズにキャノン20Da(???)を装着。じゃの道は‥‥‥。
改造済みです???

何時も上の写真の状態で宇宙散歩をご案内できるわけでありません。
昨夜の様な少人数で、条件が良ければ、上級のフルコースに、自然となります。