2009年02月10日

田舎生活は

自然に囲まれて夜は天体観測・撮影。昼間は花の写真や山や鳥の撮影をし「良い生活してますね!」と始終言われます。
確かに良い生活ですね。

でも、いつも言うのですが、田舎生活そう良い面だけではない。
私はネオンが恋しいとは思わないが、買物には都会ははるかに便利で都会暮らしの方々は便利性を思い切り手にしているでは?である。

上に写真、カメラのレンズに付けるステップダウンリングです。
先日、韮崎(清里から車で25キロほど)に出かけた折、カメラ屋さんによって買い求めたが在庫なし。
考えてみれば、ステップダウンリングは余り使わないまして48ミリ径のフィルター自体殆んど使わない物。
在庫なくて当然。取り寄せてもらっても一週間かかり、入荷したら取りに韮崎まで下りる。
これは不便。東京にいる息子に頼んでヨドバシカメラで買ってもらって郵送を依頼。
多少マニアックな買物であったので仕方がない。

しかし、一緒に買物に行った家内の欲しい物は「パジャマとガウン」
標準的な買物だと思われるが、韮崎のお店辺りでは気に入ったモノを選ぶ余地なし。

今から20年くらい前だともっと好きなモノを選べた様な気がするが?
地方は不便になっている面が確かにある。

これから団塊の世代がドンドン退職を向かえ「田舎暮らしに憧れて……」である。
これまた、極端な言い方になるだろうが、清里の程の田舎になると、都会生まれの都会育ちの方々には「田舎暮らしをするなら世捨て人になるつもりが必要」との見方も覚悟が必要でる。

確かに、都会育ちで見事に清里の生活を楽しんで馴染んでいる方々も結構居られます。
一昨日の地区の集まり(60名くらい)で地元の方々の中に混じって田舎暮らしの方々が何人も居られた。

「ハッキリした目的意識が無いと続かないね」であった。
私も少しは目的意識がある心算ですが。
買物の不便さの替わりに得た物の方が大きいと思っていますが。