清里ペンションスケッチブックの日記

都会人・田舎人間

• sketchbook
• 21:45
• コメントする
• トラックバック (15)
• カテゴリー:日記

１ヶ月か２ヶ月に一度くらい甲府に出る事がある。
今日も甲府に用事あり出かけた。
ついでと言えば申訳ないが、このビルにほんの少し用事があり、訪れた。

山梨県人には結構お馴染みのビルです。
ＹＢＳ局と山梨日日新聞の社屋。
どうやら私がこの中に入ったのは初めての様だ。

私には都会の臭いのするビルである。
年に２度か３度くらい東京に行くが、あまり長い時間居ると息苦しくなる。
が反面、東京と大阪ぐらしも長かった私には懐かしい気持ちもまだある。
奇妙な感じである。

今日も都会の匂いの懐かしさもあり、イヤ苦手かなとの奇妙な感じ。
甲府駅の北口にあるビルだが、私が清里に来た頃、この甲府駅はまだ木造の駅舎だった。
まして甲府駅の北口は本当に田舎でうら寂しい気持ちにさせる所だった。
亡き母をこの北口の駅に何かの用事で送っていった時
「エライ田舎に連れてこられた！」と都会しか知らない母に歎かれた事があった。
私は少し申し訳ない気持ちになった。
私自身、ペンション業を始めたばかりで、先行きの不安もあってか寂しさも感じた様子。

この甲府駅の北口が大変身を遂げつつある。
都会の様相を成し遂げる道を走っている。

用事をおえて清里の帰って来た時間、夕焼けだった。

この清里の夕焼けをみてホッとするあたりは、田舎人間になりきっているのかな？

清里から出て行って４,５年も経たない内に、我娘に言われたものです。
「お父さんも、すっかり田舎のオジサンになったもんだね！」
「そうだろう、お父さんも大したもんだろう」と自慢げに言ってのけたのだったが。

どうせなら「CountryGentleman」と言ってほしいのですが。
私にはその風格がないようなので「田舎のおじさん」で大いに結構です。