2013年06月04日

樅の樹は残したいが

一昨年、台所を増築する時、一本だけあった樅の樹を切り倒さなければならんかった。
三本植えて一本だけ残った樅の樹だったので、残しておきたかったが。
切り倒し、抜いた後、建築屋さんの下請けの土木馭業者が、こともあろうに、大事なこぶしの樹の根っこの上に置きっぱなし。
かなり重いのでそのまま放置してあった。
今日、根っこ他残材をチェーンソーで暖炉用に切り出した。

どうにか動くチェーンソー

この樅の木は、末っ子がまだ保育園に通っていた時に、夏は忙しく海にも連れて行ってやれなく夏だけでなくほかの季節も、旅行をすることが少なかったころ、クリスマスツリーにする為に、小淵沢かどこかの植木屋さんから三本買ってきて、植えた物の一つです。

子供の背丈を少し超すほどの木に「モミの木♪モミの木♪おいや繁れる♪」と歌いながらクリスマスの飾りを三本のモミの木にした。
三本のうち二本は枯れてしまった。
残った一本を脚立乗って飾り付けをしていた。
樹が大きくなってからは子供に、脚立に乗ってもらって飾り付けをしていた。
大きくなった子供は幼い頃の様に、歌をうたうでもなく、黙々と飾り付けをしていた。

今日の片づけで最後の根っこにチェーソーを当てた時。

ちょっと手を休めた。
これだけは残しておくことが出来ないかなと思いだす。

高圧洗浄機を緩めに掛けて、泥を洗い落とし、防腐剤を施し、ニスを塗るとかしてオブジェに出来ないか考えてみよう。

かなり立派な根っこでしょう。

私にはオブジェを作る技術も時間もないか。

Comment on "樅の樹は残したいが"

"樅の樹は残したいが"へのコメントはまだありません。