2006年01月06日

空振りだった四分儀座流星群

本年1月4日午前2時から3時頃まで、年間三大流星群の一つ四分儀座流星群の極大時間だった。
前の日からテストをし、4日0時よりデジカメで撮影の準備。
結果は空振り。撮影に夢中だったので、天を仰がず、機材ばかり見ていた。
3時頃だったか、天の北極辺りから西に流れる、-2等級位の流星を一つ見ただけ。
百枚近く撮った中に流星の痕跡なし。
0時頃のテスト撮影に奇妙なモノが写っていた。
これはどの道、ハレーションの類いでしょう。
一枚目の①が二枚目の画像に移動をし写っています。
一枚目 1月4日0:18撮影
二枚目 1月4日0:24撮影 いずれも30秒露光
一枚の①の光る物体がUFO(ハレーション?)が二枚目を見ると移動しています。
このハレーション?もさることながら、一枚目の②が如何にも小さな銀河のように写っているのが面白いと思いますが。

二枚目

二枚の写真の下の光はスキー場の降雪の為の光です。
四分儀座流星群の観望に致命的な光公害になるので、特に野辺山のスキー場にお願いしてライトダウンをして頂きました。
ここに住んで、天体観測をしていると、天文マニアの皆様が気にされるほどの光害を感じないのですが?
しかし、時より激しい降雪作業で、降雪雲(?)に「参ったな!」と思う時もありますが。

天体観測をしている時、お客様に質問されるのですが、『宇宙人とほんとにいるんですか?UFO見たことあります?』と
そんな時、私は何時も「宇宙人はいると思いますよ。だけどUFO(宇宙人が操縦する)はないと思います。変な光や物体は多くの場合、科学的に解明できる人為的ものや自然現象で説明できるものですよ。ただ説明のしようのない光るものを2回ほど観た事がありますが」
私は、百歩譲って宇宙人がUFOに乗って地球に飛来していても、テレビに出てくる様な如何にも地球人の知恵で想像する円盤形のものでなく、光る光源体との形をとった方が本物らしい思っています。
もっと想像力(夢想)を膨らませて、善良なる宇宙人がやってきて、この地球から戦争と言う名の殺し合いとか争い、病気を追放してくれないかと夢想する事があるのですが。

新春のお粗末様でした。